見ました。
見ました、君の名は。
この作品を最初に知ったのは今年春頃に買った雑誌でしたが、当初は思ってませんでした。
こんなにヒットするなんて!!
新海誠氏の作品を初めて見たのはNHKでやってた『秒速5センチメートル』でした。正直、背景の描き込みすっげー!って思ったくらいで時系列が飛び飛びでストーリーの動きが初見だと少し掴み辛く、またオチもあやふやで個人的にはあまりヒットはしませんでした。
また、NHKでは同時に『ほしのこえ』『言の葉の庭』もやっており、そちらもチェックしましたが前述の作品を含め、そのいずれもがある種「救いがない」男女間の恋愛を描いており、ハッピーエンド…なんだよね…?といった言葉では言えない余韻が残る終わりでありました。元々この方が好きなファンはこの「何か引っかかる余韻」が好きなのでしょう。
が、やはり映画通よりも一般の人が多いため「何とも言えない余韻」よりも「楽しかった」という解放感がウケるのは当然のことであり(それ以外にもあるとは思いますが)、アニメ映画の監督として細田守氏の陰に隠れ気味だったように思います。
少し(だいぶ?)話が逸れましたが、本題に戻りたいと思います。
君の名は。
ボーイミーツガール+軽めのSFって感じでした(他の方の請け売り感想で申し訳ありません)。
また、構成で特に面白いなと思ったのはOPがあるということと、劇中にガッツリ挿入歌のパートが入ってたことです。そうすることによって気持ちの切り替えをすることができ、メリハリをつけて見ることができたように思います。
ストーリーの流れも『秒速5センチメートル』よりわかりやすく、前述の通り間延び感をあまり感じず、終わりもはっきりしていたので個人的には面白く感じました。(昔の作風が好きな方は大衆化したと嘆くかもしれませんが)
最後に
一回見ても損は無いと思います。最近のトレンドですしまだまだ見る方いっぱいいるでしょうから。
ただし、ハードルを上げ過ぎるのは(どんな作品にも言えることですが)禁物ですよ!
以上、なんば太郎でした( ^ω^ )ノシ